知見を説明するのは難しいが、AIに質問されれば回答はできる
有識者のノウハウを社内知見化しようとした時に課題となるのが、何をノウハウに残すべきか、どうすれば役にたつ情報粒度で残せるかを、有識者側も認識が難しいことです。長年の経験に裏打ちされた知見であるため、いざ話そうとしても難しいことが多いです。
そこで有用なアプローチが、AIから質問してもらい、それに答える形式でノウハウを知見化していくアプローチです。質問されたら質問について答えることは比較的可能であり、回答内容をAI主導でさらに詳細にヒアリングしていくことで情報粒度も十分なものに深化されていきます。
- AI主導で質問を投げかける
- 人間は音声入力で回答
- AIがさらに深掘り質問を行い、ドキュメント化する
TODAY'S THEME
型枠の建て込みで、図面どおりに進めないと判断する場面
聞き手:AI話し手:施工管理・37年経過 42分Q.31 / 42
Q.30
AI
さきほど「図面の寸法どおりだと、あとの配筋で手が入らなくなる」とおっしゃいました。それは、図面を見た時点で分かるものですか。それとも建て込んでみて気づくものですか。
親方
図面の時点で分かる。梁が三方から寄ってくるところは、だいたい怪しい。あとは配筋図を重ねて見れば、かぶりが足りんのはすぐ出てくる。若いのはそこを見んで、寸法だけ追うから現場で止まる。音声から書き起こし・28秒
AI
「梁が三方から寄る」を判断の起点として記録しました。関連しそうな観点を2つ拾っています。# 配筋図との重ね合わせ# かぶり不足の予兆
Q.31
AI
その「怪しい」と思ったとき、次に誰へ、どのタイミングで相談しますか。設計へ戻すか、現場で収めるかの線引きを知りたいです。
聞き取り中… そのまま話してください
言い直すこの質問を飛ばす
話し終わって2秒黙ると、AIが次の質問を組み立てます
ここまでの聞き取りから、新しい質問が11件増えました
ノウハウをドキュメントとして残すための有力なアプローチとして、AI駆動のインタビュー×音声入力の可能性を検討しています。